我々は期待リターンやリスクを正しく予想できるか

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  • 期待リターンは予想できるか
  • リスクは予想できるか
  • 相関係数は予想できるか
  • リスクと期待リターンは比例するか

以上の問いに対する回答で、組むべき最適なポートフォリオが明らかになる。

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最大シャープレシオポートフォリオ

期待リターン、リスク、相関係数が予想できると考えるなら、最大シャープレシオポートフォリオを組むのが最も合理的である。

期待リターン、リスク、相関係数が予想できるなら、最大シャープレシオになる銘柄の組み合わせも計算で求めることができる。

最大分散度ポートフォリオ

期待リターンは予想できず、リスク、相関係数が予想でき、リスクと期待リターンは完全に比例すると考えるなら、最大分散度ポートフォリオを組むのが最も合理的である。

ポートフォリオを組む際の合理的な投資家の目標は、シャープレシオを最大化することだが、期待リターンが予想できないなら、計算でシャープレシオが最大になるポートフォリオを求めることはできない。

しかし、リスクと期待リターンが完全に比例するなら、期待リターンはリスクから求めることができる。

リスクと期待リターンが完全に比例すると考えるならば、リスクから求めた期待リターンを使うことで、シャープレシオが最大になるポートフォリオを組むことができる。

等リスク寄与度ポートフォリオ

期待リターンは予想できず、リスク、相関係数が予想でき、リスクと期待リターンは比例すると考えるなら、等リスク寄与度ポートフォリオを組むのが最も合理的である。

期待リターンが予想できないなら、どの銘柄が上がるかはわからない。

そのため、特定の銘柄に集中投資するより、すべての銘柄に投資する方が当たりはずれが小さくなり、リスクは小さくなる。

この際、リスクの大きい銘柄とリスクの小さい銘柄に同じ金額だけ投資すると、リスクの大きい銘柄の影響を強く受けてしまう。

例えば、株のようにリスクが高いアセットクラスと短期債のようにリスクの小さいアセットクラスに同じ金額だけ投資しても、短期債はほとんど変動せず、株の値動きで投資の成否が決まってしまう。

リスクと相関係数が予想できるなら、リスクの大きい銘柄にはより少なく投資し、リスクの小さい銘柄にはより多く投資することで、すべての銘柄のリスクを均等にすることができる。

最小分散ポートフォリオ

期待リターンは予想できず、リスク、相関係数が予想でき、リスクと期待リターンは比例しないと考えるなら、最小分散ポートフォリオを組むのが最も合理的である。

値動きが激しいのにそれに見合っただけの値上がりをしない銘柄もあると考えるなら、リスクが高いのに期待リターンが低い、つまりリスクと期待リターンが比例しないことがあると考えていることになる。

期待リターンは予想できず、リスクとも比例しないなら、リスクの高い銘柄へは投資するだけ無駄であり、目指すべきは期待リターンを考慮せずにひたすらポートフォリオのリスクを低くすることだということになる。

インバースボラティリティポートフォリオ

期待リターン、相関係数は予想できず、リスクのみが予想できると考えるなら、インバースボラティリティポートフォリオを組むのが最も合理的である。

インバースボラティリティポートフォリオでは、ボラティリティの高い銘柄にはより少なく投資し、ボラティリティの低い銘柄にはより多く投資する。

等リスク寄与度ポートフォリオに近い考えだが、相関係数は予想できないと考えるので、相関は考慮されない。

等金額ポートフォリオ

期待リターン、リスク、相関係数のいずれも予想できないと考えるなら、等金額ポートフォリオを組むのが最も合理的である。

期待リターンが予想できないからどの銘柄が上がるかわからないし、リスクも予想できないなら各銘柄にどの程度投資すればリスクを低くすることができるかもわからない。

その場合には、すべての銘柄を同じ金額だけ投資するのが最も合理的である。

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