損失が発生したら損切りすべきか、ナンピンすべきか

スポンサーリンク

投資家は常に自分が考える理想のポートフォリオを保有すべきである。

リスク資産の価格が変動しても、理想とするポートフォリオが変わらない投資家の場合は、リスク資産の価格が変動したり、無リスク資産額が増減したら、ポートフォリオが元の比率になるようにリバランスすることになる(売買には手数料がかかるので、現状のポートフォリオとの乖離が小さければリバランスしないということはありえる)。

損失が発生しているということは、リスク資産の価格が下がっているということである。

リスク資産比率が100%未満(レバレッジ1倍未満)で、無リスク資産も保有する投資家であれば、リスク資産を買い増して、リバランスすべきということになる。

逆に、リスク資産比率が100%を超え、借り入れをしてリスク資産を資産額以上に保有する投資家であれば、損切りしてリバランスすべきということになる。

これは、レバレッジをかけて投資している場合は、リスク資産が値下がりすると、リスク資産比率が上がってしまうからである。

例えば、リスク資産比率が300%で資産額が100万円の投資家なら、200万円を借り入れして300万円をリスク資産に投資する。

リスク資産が10%値下がりすると、リスク資産は270万円になるので、借り入れた200万円を引くと、資産額は70万円になる。

資産額70万円に対してリスク資産が270万円だと、リスク資産比率は約386%となり、元のリスク資産比率300%より高くなってしまっているため、損切りする必要がある。

このように損失が発生した時に、損切りすべきか、ナンピンすべきかは、リスク資産比率によって変わってくる。

なお、ここまでの考察は、リスク資産の価格が変動しても、理想とするポートフォリオが変わらない投資家の場合である。

価格が安くなればより値上がりしやすくなると考えるバリュー投資家であったり、逆に価格が安くなるとより値下がりしやすくなると考えるモメンタム投資家といった投資家の場合は、リスク資産の価格が変動すると、理想とするポートフォリオも変わることになる。

そのため、ここでの考察は当てはまらない。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へにほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

資産運用に関する書籍を出版しました
資産運用に関する書籍を出版しました。タイトルは『運もお金もない人のための資産の増やし方』です。こちらからご購入いただけます。 Kindle Unlimitedの読み放題対象です。Ki...

コメント