私がバリュー・セクター・高配当投資ほかをしない理由

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バリュー投資、グロース投資、モメンタム投資、セクター投資、高配当・連続増配、新興国、小型株、均等分散など、株式の投資手法だけでも様々なものがある。

それぞれの投資手法の指数が作られているので、個別株を買わずにETFしか買わない投資家であっても、これらの投資手法を採用することができる。

私のアセットアロケーションにも株式部分があるが、これらの投資手法は採用せず、時価総額加重平均のS&P500(の3倍)に連動するETFを保有している。

これはS&P500が他の投資手法よりも優れていると考えているからではない。

むしろ、今後も継続するアノマリーを利用した投資手法は、時価総額加重平均のS&P500よりも優れていると思っている。

それでもあえて、時価総額加重平均のS&P500のETFを保有するのは2つの理由がある。

1つは、ポートフォリオ全体でのリスクである。

私のアセットアロケーションにおいては、米国長期債も(時期によって比率は変わるが)大きなウェイトを占めている。

ポートフォリオ全体のリスクを考えると、この債券と株式部分との相関係数が小さいほど、アセットクラスの分散投資によるリスク低減の効果は大きくなる。

米国長期債との相関係数はS&P500が最も小さい。

株式部分をS&P500から他の投資手法のETFに変えたり、あるいは混ぜてみても、ポートフォリオ全体でのリスクはほとんど下がらない。

他の投資手法でも結局は株式なのでS&P500との相関係数が高く分散効果が小さいし、時価総額加重平均のS&P500は比較的値動きが小さいので、かえって他のETFを加えるほうがリスクが高くなることも多い。

また銘柄数を増やすとリバランス時の手数料が増えてしまい、リターンに悪影響を及ぼす。

もう1つの理由は、レバレッジETFの利用である。

S&P500であれば、SPXLというブル3倍のレバレッジETFが国内証券会社でも購入できる。

レバレッジETFの中では流動性も高い。

ポートフォリオ全体にレバレッジをかけることを考えた時、時価総額加重平均であればレバレッジETFで容易にレバレッジがかけられる。

スマートベータ系のレバレッジETFは、国内証券会社での取り扱いはない。

セクター毎のレバレッジETFは取り扱いがあるが、前述のように債券を含めたポートフォリオ全体を考えた時、特定のセクターに限定することが得策とは思わない。

なお、米国株と米国債に投資する形になるので、為替リスクやカントリーリスクについては、一般的なポートフォリオ以上に注意する必要がある。

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コメント

  1. 結城伸泰 より:

    他のブログと異なる、高いレベルの理論的背景が書かれているようなので、これからフォローさせていただきます