悪徳訪問販売に説教したら平謝りされた話

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悪徳訪問販売に説教しました。

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「設備連絡です」

ある昼下がり。

家でゴロゴロしていると、アパートの廊下から「こんにちはー!設備連絡です!」という声が聞こえてきます。

「設備連絡です」。

この言葉を聞いて、どんなものを想像するでしょうか。

自分の住んでいるところのアパートの設備が切り替わるので、契約しているアパートの不動産会社に頼まれて、工事業者がその説明で各部屋を回っているのかな、などと考えるのではないでしょうか。

しかしながら、これはただのインターネット回線の訪問販売です。

何の工事も行われませんし、何の設備も変わりませんし、不動産会社とも何ら関係ありません。

「設備連絡です!」との声とともにチャイムを押して、各部屋を回っています。

平日の昼ということもあり、ほとんどの部屋が不在で、その声はすぐに近づいてきました。

特定商取引法を調べる

急いで特定商取引法の条文を確認します。

一昔前に、水道局や保健所のフリをして水道水を点検し、水が汚れているなどと嘘をつき、浄水器を売り込むという手口がありました。

この点検商法と呼ばれる悪質な訪問販売が増えていたこともあり、平成16年に特定商取引法の法改正がありました。

この法改正で、このように定められました。

事業者は、訪問販売を行うときには、勧誘に先立って、消費者に対して以下のことを告げなければなりません。

  1. 事業者の氏名(名称)
  2. 契約の締結について勧誘をする目的であること
  3. 販売しようとする商品(権利、役務)の種類

訪問販売|特定商取引法ガイド

この特定商取引法による規制に反した業者には、行政処分(業務停止命令等)を下すことができます。

勧誘に先立って告げないといけない3項目と、それが第3条に書かれていることを確認し、レコーダーを準備したところで、私の部屋のチャイムが押されました。

説教タイム

ここからは、その時の会話を文字に起こしたいと思います。

業者
業者

こんにちは。設備連絡で伺いました。XXXXのスズキと申します。

私

はい。

業者
業者

すみません、お忙しいところ。通信設備の一部サービス変更点ありまして、お部屋の中で固定電話かインターネット使ってる方だけ、確認のお知らせだったんですけれども。どちらかって今ご利用でお間違いなかったですか?

私

・・・。

業者
業者

固定電話か・・・?

私

設備連絡ってなんですか?

業者
業者

あ、一応設備、NTT入ってるところにお伺いしてたんですけど。改めて、すみません、ソフトバンクの代理で伺ってまして。新しくソフトバンクのサービス使えるようになったので、安定性高くなる方多かったので、一応そちらのお知らせで伺ってたんですね。

私

はい。

業者
業者

今ってインターネットとかは使われてなかったですか?

私

勧誘ですよね?

業者
業者

どっちでも大丈夫です(笑)。一応困ってる方だけお知らせだったので。

私

勧誘の場合は。

業者
業者

はい。

私

最初に事業者の氏名と、勧誘が目的であるということと、商品の種類を最初に述べないといけないんですね。勧誘に先立って。

業者
業者

申し訳ありません。

私

特定商取引法第3条で決められてますよね。

業者
業者

はい。

私

あなた訪問販売してるんだから、そんなことわかってますよね。

業者
業者

はい。

私

自覚した上でやってるんですか?

業者
業者

申し訳ありません。

私

そういうことやってると、消費者庁に業務停止命令喰らいますよ。

業者
業者

・・・。

私

・・・。

業者
業者

申し訳ありません。わかりにくいことを言ってしまって。

私

そういう営業の仕方はもうやめてください。

業者
業者

はい。ありがとうございました。

音声では、間違って「事業停止措置」と言っていますが、正しくは「業務停止命令」です。

秘密録音の公開にあたりますが、悪質な業者による勧誘被害の注意喚起という公益性を鑑みて、問題ないと判断しました。

悪質な訪問販売には注意しましょう。

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